使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 5 |
旋回の際につま先擦りが頻発するので、BEETのレーシングリンクプレートキットと併用する形で導入を決断しました。レーシングリンク+本製品16mmで、ノーマルより30mm前後くらい、ステップ位置が上がっているのだと思います。
取り付けには、最低でも5mmと6mmの六角レンチと、10mmのスパナが2本必要です。
取扱説明書は、バイクのパーツとしては親切な方ですが、素人向けには100点とは言えません。
純正ボルトはネジロック剤でべっとりなので、自分でやろうとすると外すのにかなりパワーがいります。特に最初動かすのが大変で、六角レンチを深く差し込み、何度も足で体重をかけては少しずつ回しました。
心配していたブレーキ側のパイプの位置は、上側の16mmUpでもギリギリですが重力的にもセーフ。取り付け時に全くの加工無しでOKでした。ブレーキ側は、ヒールガードを最初に外し、最後に戻した方が無難と思います。
シフト側は、ロッドからステップ本体を取り外すのは工具なしでもできますが、ロッドの後部を交換するために純正パーツを取り外すのには、10mmのスパナ2本が必要です。
ヒールガードは外さなくてもOKです。
自分にとって、純正のシートの高さや形状とステップ位置との関係はほぼ理想に近いものでした。ですので、その理想が崩れ、姿勢的にやや窮屈になりました。後方に23mm、上に16mm移動するのは、自分の場合、ほかのオーナーさんたちの別会社のものも含めたバックプレートのレビュー内容とは印象がだいぶ違って、かなり変化があったと感じます。
実際、つま先は擦りにくくなりました。
ちなみに、自分の場合、バックプレートの導入はYZF-R15、YZF-R25に続いて3台目なのですが、どれもそれなりに変化があったと感じていました。
また、純正位置でもタンデムステップホルダー・ステップが、シューズのかかとやアキレス腱の辺りに当たることが頻発していたのですが、予想通りそれがより苦しくなりました。基本がステップの角を踏む乗り方なので、干渉してもギリギリごまかせる範囲ではありますが、これ以上、例えば5mmとかであっても、少しでも後ろに下がると、まともに乗れなくなるくらい厳しくなると思います。
これ以上バックステップにするなら、タンデムステップホルダー自体を外す必要があるでしょう。
レーシングリンクで車高を上げましたが、ステップが23mm後ろに行ったことで足つき性が上がったためか、あまり車高が上がった気がしません。
目的がバンク角を稼ぐことで、ステップ位置が明らかに上がったと感じ、地面との距離がかなり上がったな、とは実感できました。
本製品単品だと未経験なので分かりませんが、レーシングリンクとの併用なら、TCSが介入するくらいの旋回がしやすくなりました。
あと、ブレーキは特に位置が変わったようには感じませんが、シフト位置は若干上がったように感じ、少し違和感がありました(そのうち慣れるでしょうが取り付けが下手だったかな?)。
値段はお高めですが、凝った作りですし、メーカーのマークがカッコイイのでその分の費用だと思うことにします。
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