使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 4 |
コントロール性 | 5 |
乗り心地 | 4 |
・MT-07の初期型(2014)を中古で購入して乗り出して、初のツーリングは15年ぶりの箱根へ。そこで体験することになったのは、25年前に乗っていたXJR400で味わった暴れまくるフロントサス…でした。
・カーブの減速帯でボヨンボヨンと揺れ続け、リアも同調するのでブレーキを掛けれません。ダンパーロッド式の旧式なのは値段の関係で仕方ないのですが、ダンパーの伸び側の減衰力が著しく不足しているので、揺れが収まらないんです。
・一念発起して購入したKYBスペシャルフロントフォークは、乗り出した瞬間にダンピングがしっかり効いているのが分かります。前後に揺すっても、フロントが沈んで伸びて、すぅ?っと収まる。マンホールなどの段差もタンッ!と一発で衝撃を吸収して収まります。峠道の減速帯だって、安心してブレーキを掛けられます。バンク中の段差でも吹っ飛んで行っちゃいそうな純正に比べて、抜群の安定感です。
・その後、リアショックもOhlinsに変更しましたが、これでようやく安心して初見の峠道をツーリングできるようになりました。
・初期型のサスは、700ccの大型バイクでは全くの役不足です。低排気量でトコトコ走るならまだしも、速度域が高めの大型でこの足回りでは、安心してツーリングも出来ません。車両価格が安めの分、仕方ないところなのかも知れませんが、MT-07は前後サスを交換して、やっと普通の大型バイクだと思います。
※ 中古品から、インナーカートリッジを取り出して、純正のフォークに移植して使用していますので、こちらの製品レビューに書いています。
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