品質・質感 | 4 |
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コストパフォーマンス | 4 |
フロントフォークのシールは基本的には2重構造になっています。
オイル漏れを防ぐオイルシールの上に、外からの汚れの侵入を防ぐダストシールがあるんですが、
さらに防御して3重構造にすることで、フォークオイルの寿命を伸ばしたいというのがキッカケです。
結果は大成功でした。
本来はダートを走る人向けの商品なんですが、メンテサイクルを伸ばしたいという人にも打って付けですね。
これまでフォークオイルの交換サイクルは1年に1度で、交換するたび濁っているのが当然だったんですが、
クリーガのフォークシール後のオイルは透明なピンク色のままでした。
これだったら交換サイクルを2年に1回へ延長させても良いかもしれません。
TDM900に取り付ける場合、事前にフォークガードを取り外さなければなりません。
これが結構固いので大変というか、マイナスドライバーで強引にこじったら一部塗装がはげました。
熱で暖めてから外すとか、部分的にカットするとか工夫したほうが良いかも。
フォークガードを外すと飛石などの不安が残りますが、こちらのフォークシールもしっかりした
ネオプレーンなので、よほど飛ばさない限り大丈夫だろうと思っています。
一応この商品は倒立サス用みたいですが、正立サスでも普通に使えます。
デザイン(クリーガのK)が逆さまになりますが、機能的には問題ないと思います。
およそ2年以上使い続けてネオプレーン生地にヒビが入ってきたので耐久性は3年ぐらいでしょうか。
実はこれの最大のメリットは、社外品のフォークシールとの組み合わせになります。
TDM900にはSKFシールを入れていて、フリクションがめちゃくちゃ軽くなって良いことづくめなんですが、
純正シールと比べて締め付けが緩いわけです。社外品シールのデメリットは外部からの汚れが
侵入しやすいことかもしれません。クリーガのフォークシールならこの欠点を補えますね。
フロントフォークの動きが良くなって、メンテサイクルを長く出来たら完璧です。
フォークオイルって交換するのが大変だし、お店に出してもそこそこ費用がかかるので、
あまり交換していない人も多いのではないでしょうか。
ダンパーの効き具合って徐々に悪くなるので、知らず知らずのうちに慣れてしまうんですが、
オイル交換するだけでバイク全体の動きが見違えるわけです。
「メンテ効果は薄々知っているけれど、効果を体感出来るのは最初だけだしなー」
「面倒なメンテを繰り返すぐらいなら、我慢して乗り続けるかー」
と思っている人には、3重シール化をオススメします。
理想的な状態をお手軽に長持ちさせることが出来ると思います。
見た目を気にしないなら全体を覆うフォークブーツでしょうか。
バイクは車のように保護されてないので対策したほうが良いと思っています。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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