ユーザーによる WAKOS:ワコーズ のブランド評価
モータースポーツの世界で磨かれた最高品質の製品をコストに妥協せずそのまま市販。ワコーズの製品には価格を超えた価値があります。一度使用すれば誰もが納得の驚きの性能と価格。エンジンオイルをはじめ、各種ケミカルをラインナップします。
総合評価: | 4.3 /総合評価2215件 (詳細インプレ数:2157件) | |
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買ってよかった/最高: | 1017 | |
おおむね期待通り: | 876 | |
普通/可もなく不可もない: | 271 | |
もう少し/残念: | 40 | |
お話にならない: | 9 |
使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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効果 | 効果なし
効果あり
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 5 |
コストパフォーマンス | 4 |
ケミカル用品はその性格上、効果が体感しにくい。
燃料系・燃焼系ケミカルはキャブのわずかな詰まり、インジェクションのわずか詰まり、燃焼室のカーボンの堆積などには効果を発揮する。逆に言えば、毎日一定の距離をコンスタントに走って、総走行距離が1万キロにも満たないようなバイクには無意味と言える。
過走行車で燃焼室にカーボンがたまり気味、オートチョークがかかったままの状態で近距離ばかり乗るバイクや車、数万キロ走ってインジェクションが詰まり気味、たまにしか乗らないからキャブが詰まり気味、このようなバイクには効果があると思う。
今まで、ハッキリと効果を体感出来たのは、サス周りの整備を任されたXR250(MD30)の場合である。アイドリング不安定だったので、キャブのOHをしたかったが、このバイクはキャブが取り外しにくいので、限られた整備時間ではそこまで手が回らなかった。そこでガソリンを満タンにしてフューエル1を1%混入。ガソリンタンクが空になる頃には、アイドリング不調は解消した。もっとも同時にプラグ交換とバルブクリアランス調整もしたので、その相乗効果だったかもしれない。ただ、それ以降、年に一度、フューエル1を投入しているので、キャブトラブルはない。
3万キロを越えたSV650Sも前方キャブが取り外しにくい為、キャブは基本ノーメンテだが、定期的なフューエル1の投与ですこぶる快調だ。燃費の悪化もない。
また、このバイクはガソリンタンク内部に少しだけ錆が出ていたが、フューエル1を投与すると錆が変異し、その後、錆の進行が止まった。うたい文句通り「燃料タンク防錆」にも効果があるようだ。
必ず使うのが、キャブレターを換装して、キャブセッティングが完了したあとだ。
キャブのセッティングは濃い目から徐々に薄めにセッティングしていくが、濃い目のままテスト走行もするので、プラグは真っ黒、燃焼室にも当然のようにカーボンがたまる。キャブセッティングが決まったら、最後の仕上げとして、フューエル1を投入して、溜まったカーボンを除去するようにしている。
燃焼室のカーボンが本当に取れているかどうかは、ヘッドを開けないと分からないが、プラグにこびりついたカーボンが取れやすくなっているのは事実なので、ある程度の効果あるものと思っている。
この手の「PEA]を含むガソリン添加剤はヤマハを始め各社から出ている。カストロールやクレなどは使ったこともあるが、同じ症状のバイクに同時に使うことはできていないので、効果の比較検討は難しい。
こういうケミカル系商品は成分も企業秘密で明らかにされていない。ユーザーとしてはメーカーを信頼して使うしか無い。
フューエル1は容量200mL、1%濃度で20Lのガソリンに対応するが、バイクで20Lを超すガソリンタンクを持つものは希である。普通はもてあましてしまう量だ。
1台しかバイクを持っていないオーナーは、仲間のバイクと一緒に使うのがいいと思う。
また、過走行車に使う場合は1回切りではなく、連続してお使いになることを勧める。理由はバイクのガソリンタンク容量があまりに小さいからである。使えるフューエル1の量も少ないので、効果は出にくい。過走行車は2?3回連続して使っていいと思う。少なくともカーボンの除去にはそれくらいは必要だろう。
使い方としてはメスシリンダーで必ず計量することをお勧めする。
ボトルから直接つぎ込んで「半分ぐらい入ったかな?」はあまり信用できないからだ。
なお、使うメスシリンダーは透明の硬質アクリル系は止めた方がいい。一度使ったらヒビだらけになってしまった。それ以来、不透明の軟質プラスティック系の物にしている。
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