使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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効果 | 効果なし
効果あり
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 5 |
コストパフォーマンス | 5 |
パワフィルこと、パワーフィルターに交換した場合、セットになるのが、今回買ったブリーザーフィルター。
ブリーザーフィルターとは?
熱で膨張したエンジン内の空気と、若干ながら蒸発するエンジンオイルを外に逃がす機構でこの蒸気状のオイルを大気に放出してしまったり、バイクを汚さないように着けるフィルターです。
ノーマルは、エアクリーナーボックスが この役目を合わせ持っています。
環境問題を気にしないなら、ブリーザホースを長い物に交換してフレーム後方へ伸ばす方法もあります。 また、蒸気状のオイルを冷やし液体に戻して溜めるブリーザーボックスという物もあります。 何故、ブリーザーが必要なのかと言えば……それはエンジンを積んでいるからです。
エンジンではガソリンを燃やしていますが、その時、完全燃焼させることはできず、未燃焼ガスというのが発生しています。
この未燃焼ガスがピストンとシリンダーの間からクランクケースに入って行きます。これをブローバイガスと呼ぶのです。ブリーザーというのは、ブローバイガスをエアフィルターに戻す、という役割をしているのであります。
それでです、ブローバイガスを(上手くオイルと分離させて)大気に放出してしまえば良さそうなものですが……ブローバイガスには、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、それに酸化窒素(NOX)なんかが混ざっているわけです。なので、そのまま放出してしまうと、人と地球に悪影響を与えてしまうのです。余談になりますが、現在のエンジンはブローバイガスの大気放出は法律で禁止されております。
ブリーザーフィルターをつけるメリットは?
@ブローバイガスにはエンジン内部で発生した未燃焼のガス やオイルに含まれるカーボン等の不純物があります。 ブローバイガスフィルターはガスとオイルを分離しオイル パンにオイルを戻すとともに不純物を取り除き、吸気管内へ 汚れの侵入を防ぐ役目があります。
Aゴミなどがクランクケースに入る事を防ぎます。
B性能的な効果は、クランク内で発生する圧力を外に逃がし、クランクの回転抵抗を減らす事により若干ではありますが、エンジンの回転がスムーズに吹け上がり、レスポンスが良くなりアクセルによる車体操作が向上します。
デメリットは有りません。
良い点
◎エンジンブレーキが和らぎ、減速時のギクシャクが緩和。
◎減速→再加速のレスポンスが早くなった。
◎周りの目を気にしなくて良い点。
悪い点
◎ガスを吸収するので、汚れが早いのでマメな洗浄が必要。
◎構造上、外付けなのでノーマルエアフィルター使用の時より車体周辺にガスの匂いはする。
出来ればブローバイガスの処理上、ブリーザーフィルターはキャブレター吸入口付近に固定することをお勧めします。
ノーマルエアフィルターと違い、ブローバイの還元を無くしてエアクリボックス内の吸気効率を上がるので若干デメリットという手間はありますが、なかなか体感できる効果は有ると思います。
効果、メリットはありますがまずは、環境を汚さない為にも。パワフィルにしたら必ずブリーザーフィルターも付けましょう!
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