使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 3 |
デザイン | 3 |
防護性 | 3 |
ツアラーバイクに似合うか?と言われると微妙なところだが、防風効果とオンロード向けということで思い切って買ってみました。
レバーガードやハンドガードを取り付けること自体を「やってみたい」と思っていたのもあります。
『外観』
実際に装着してみると想像よりもプラスティック感とか安っぽい雰囲気が拭えない(ハンドガード部分以外は金属製なんだけどね)
オンロード向けならもっとシンプルで控えめなデザインのほうが良かったんじゃないかと思いました。それこそレバーガードみたいな。
『使用感』
GSX-S1000GTのノーマルのバーエンドは外したものを計ったら片側268g程度。しかも2個のラバー部で固定する長いタイプ。
やはり振動抑止効果はノーマルよりも劣り、今まで気にならなかった回転数で明確にビリビリと振動を感じるようになりました。
ノーマルのバーエンドでも3シーズン用グローブで1日中走り続けた後は手に痺れが残る場合もあったので、今より悪化というのは個人的にかなりのマイナス要素でした。
サイズに関してはスクリーンやカウル、レバーにも丁度干渉しないサイズと形状で、「多くの車種に装着可能なようにと色々と考慮して設計されているんだろうな」と感心しました。
『防風性能』
あまり違いを感じませんでした。
そういえばS1000GTのカタログにミラー形状で手に当たる風もコントロールみたいなことが書いてあったけど、アレが本当に効果があったのか?
それとも使ってるウィンターグローブが優秀だから?
『取り付けについて』
説明書に従えばバーエンド部分を取り付けた後にアームを装着とありますが、締め付ける段階になるとネジが途端に回しづらくなり本体ごとハンドルバーの中で回転してしまいました。
本体を手で押さえるにも小径円なので至難。「叩いて入れるくらいギリギリに拡張してから入れてください」と説明書にありましたが、そんなハンドル内径を削りそうなことしてまで使いたくはないですし。
(左右取り付けで左側のみ非常に難儀したのでハズレ個体だった可能性はあります)
最終的に、先にアームを硬く取り付けてアームを押さえながらネジを締めることでガッチリ固定できましたが、説明書の手順を変えたほうが良いと思いました。
『補修部品』
バーエンド部分を交換する場合、片側¥3,485(バーエンド部分だけならM6タイプが使えそうだが、それでも片側¥1,186)、一方スズキ純正のバーエンドは2セットで¥2,142(共に記載時のウェビックでの価格)
純正品のバーエンドを買ったほうが安い価格は残念。
『総評』
この振動を我慢してまで使いたいものではないな、というのが正直な感想でした。
ただ、一度ハンドガードを付けてみたかった欲は満たされたし、「ノーマルのバーエンドは優秀だな」と実感できたので満足はしています。
スポーツバイクにも似合うデザインにして振動面も考慮すればバーエンド市場を食らうアイテムに化けるかもしれないと思いました。
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