使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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作業スキル | 初心者
プロ級
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品質・質感 | 4 |
デザイン | 3 |
コントロール性 | 5 |
【使用状況を教えてください】
ストリートトリプルRSに使用しました。純正のマスターシリンダーからの交換でしたが、純正はブレンボ製のセミラジアルタイプでMCSという3段階のレシオ調整ができるマスターでした。使ってて特に不安は無かったもののタッチに違和感が出てきたのでオーバーホールしたかったのですが、ピストン単体の部品設定が無くアッセンブリでの交換しかなかったため、純正マスターとそこまで価格が変わらずオーバーホールもできるのでせっかくならとラジアルマスターシリンダーに交換しました。
【届いたものはイメージ通りでしたか?】
パッケージはさすがのブレンボで豪華な感じで届きましたが、商品自体はレーシングマスターなので無駄な機能は一切なくシンプルなデザインでした。
【取付けは難しかったですか?】
通常のマスターシリンダー交換と同じなので、マスターシリンダー交換後のフルード追加とエア抜きの作業ができれば交換可能です。ただ、ブレーキは命に係わるパーツなので、交換したことが無い人はショップにお願いするのが安全です。
【使ってみていかがでしたか?】
純正マスターが16×19?21だったのでピストンサイズが同じ16×18のマスターにしてみましたが、レシオが小さくなったせいかレバーは前以上に握る必要があります。そこも加味してだとブレンボの30mm同型ピストンのキャリパー(ストリートトリプルRSだとM50)にはピストンサイズ17mmのマスターがちょうどいいみたいです。レーシングマスターは16mmか19mmしかないので、結果的には16mmで良かったと思います。
握りしろは増えたものの、軽く握っても初期からしっかりとブレーキが効くようになり、足りない分だけ握ればその分だけしっかりと止まるといった感じです。これはABSユニットを経由したままの影響もありますが、タッチが少しふわふわで、正直握ろうと思えばどこまでも握れてします感じです。実際にレバーの距離を近めに設定するとすぐにスイッチボックスに当たってしまいます。特にスロットルがライドバイワイヤになっているモデルだとスイッチボックスやスロットルホルダーが大きくなってしまい、よりレバーが当たりやすくなります。
はじめはこれまでのタッチ感との違いに慣れず握りすぎてしまい、結果的に止まりすぎということがありましたが、慣れてくるとそこまで気合を入れて握らなくてもしっかり止まってくれて、その分指先のコントロールに気を回すことができています。
ただ、懸念点であるレバーとスイッチボックスの干渉は、レース中に熱が入ってきたことで起きてしまったので、レバーを変えたりリモートアジャスターを付けたりして対策してみます。
【付属品はついていましたか?】
マスター本体のほかに、クラッシュワッシャーと油圧ブレーキスイッチが付属しています。リザーバータンクやホースは付属していないため、元々のタンクやホースが使えない場合は別途用意が必要です。
【期待外れな点はありましたか?】
初めてのラジアルマスターシリンダーだったこともあり、タッチ感に関してはこんなものかと言ったところです。ただ、よく言われる「握った分だけ止まる」というのは正にこのことかと実感できます。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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