ユーザーによる KN企画:ケイエヌキカク のブランド評価
KN企画では純正品のリペアパーツから、街乗り対応エンジンパーツ、約50メートルのドラッグレースであるSS1/32マイルレースに対応したフルチューンドパーツまで幅広くリリースしています。
総合評価: | 3.9 /総合評価2090件 (詳細インプレ数:2000件) | |
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買ってよかった/最高: | 739 | |
おおむね期待通り: | 740 | |
普通/可もなく不可もない: | 353 | |
もう少し/残念: | 113 | |
お話にならない: | 127 |
取り付け・精度 | 2 |
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品質・質感 | 3 |
コストパフォーマンス | 3 |
フィーリング | 5 |
前回も同じ製品を使用していましたが、シリンダーピストンの動きが渋くなって来て、しまいにはピストンを押した状態のまま戻って来なくなったので、オーバーホールしようと思って分解していたら、途中でピストンが真っ二つに折れてしまったので、仕方なく同じ製品を買い直しました。本当はピストンやシール類がセットになったオーバーホールキットが販売されていれば良いのですが、残念ながらKN企画では売ってないようです。
で、新しく来た製品を念のため分解してみたら、何とピストンが改良?されていました。写真の上側のピストンが折れてしまった古い物で、下側が新しい改良型?ピストンです。新旧比較すると、まず材質が変更されていて、古い方がアルミで新しい方は真鍮です。形状は螺旋部分が古い方は2巻で、新しい方は3巻になっています。バネの長さはほぼ同じですが、バネの巻数が古い方は11巻で、新しい方は10巻になっています。バネの線径は同じでした。オイルシールは新旧同じ物でした。そしてピストンの動きが渋くなった原因ですが、両方のピストンの直径を調べると、どういう訳か古い方が0.1mmほど大きいのです。シリンダーボアは両方とも同じだったので、古い方のアルミピストンが経年劣化で中年太りしたのか?w
で、ここからが本題であり問題なのですが、マスターシリンダー本体の方が改悪されていました。以前の製品は何も加工せずポン付け出来たのですが、新しい方はブレーキスイッチ取り付け部分を加工しないとスイッチを取り付け出来ません。写真の矢印の先が出っ張っているので、ここを削らないとスイッチが嵌りません。そして更にスイッチ固定用の爪もシリンダー側の穴と一致しません。そこで私はディスクサンダーを使って出っ張っている部分を慎重に削り、スイッチ固定用の爪(プラスチック製)をカッターで削り、爪固定用の穴と一致させました。これらの加工作業を自前で出来る人なら良いですが、出来ない人の場合はバイク屋に依頼する事をお勧めします。
取り付け後の使用感、ブレーキフィーリングはイイ感じでしたが、ピストンの改良?が効いているのかどうかは良く分りませんw
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
役に立った
2.3/5
取り付け・精度 | 1 |
---|---|
品質・質感 | 2 |
コストパフォーマンス | 3 |
フィーリング | 3 |
アドレスV100全種 対応とのうたい文句であったため、購入したが、基本的に”ポン付けはできない”と考えましょう。
実車ハンドル径 19.5mm 商品ハンドル取り付け部内径 約18mm程度のためそのままブラケットをボルトで締め付けていけば、ブラケットは破損します。
対応策として、実車に付いている純正ブラケットを使用し、かつ、ワッシャー(これも加工必須)
をかませ取り付けることで、内径19.5mmに近づけることができた。
また、純正ブレーキレバーを取り付けようとしたが厚みが合わず、そのままではマスター側に入らない。
個体差はあると思うが、ブレーキレバーとマスター側をヤスリで1-2mm削ることで組付けできた。
マスターシリンダーのピストン部を少し押している気がしたが、引きずることはなく若干レバーが遠く感じるようになったが、作動に問題はない。
ミラー取り付けねじ部とマスターのキャップとの距離が、純正品より近いためアダプターを介してミラーを取り付けている当方はアダプターの6角部分をサンダーである程度落とさないと再度ミラーを取り付けできなかった。
感想として、加工が苦手な方は”ブレーキレバー付きのマスター”を購入したほうが無難。
ブレーキエア抜き時、他の方も書いているがブレーキ液が結構な勢いで飛び出て来るので、ゆっくりとエア抜きをしてください。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
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