ユーザーによる JB POWER(BITO R&D):JBパワー(ビトーR&D) のブランド評価
目指すのは、時代を超えて語り継がれるモノ作り。世界のレースシーンで格段の性能と信頼を勝ち得るビトーR&D。マグ鍛、FCR/CRキャブレターに代表される、ビトーの送り出す「JBパワー」ブランドの各商品を是非ご賞味下さい。
総合評価: | 4.4 /総合評価366件 (詳細インプレ数:341件) | |
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買ってよかった/最高: | 211 | |
おおむね期待通り: | 107 | |
普通/可もなく不可もない: | 34 | |
もう少し/残念: | 6 | |
お話にならない: | 7 |
複数個を18年ほど使用した感想です。
XLR250の場合33パイと35パイが選べますが、高速時の性能に期待して35にしました。
結果として35で良かったと思います。33を搭載した車両にも乗せてもらいましたが、
低中速は扱いやすいものの、所詮ノーマル然とした印象で、高速の伸びもイマイチ。
その点35の場合は直線的にスパッと吹け上がって行くので、挙動が分かりやすくて
むしろ33より扱いやすいです。
FTR250などのセルつきエンジンなら33しか選択肢が無いですが、キック車は35が
良いと思います。
ビトーのニードルは丁度良いものがセットされているようで、セッティングも
大して難しくなく、多少セッティングアウトしても問題なく走れてしまいます。
浮動バルブの音が気になるところですが、XLR250で使うぶんにはほとんど音が
出ません。SR400あたりは賑やかですね。
耐久性はそれなりです。レース専用なので厳密には耐久性はあまり高くはありません。
純正採用されている車種もありますが市販品とは仕様が異なるそうです。
1999年にケーヒンから直に浮動バルブを手配したときに、ケーヒンの中の人に耐久性の
ことを聞きましたが「せいぜい1万5千キロ」とのこと。
全体に摩耗してボディもガタが出るので、浮動バルブやスロットルを交換するだ
けでは気休めにしかならないそうです。
ただ「浮動バルブやスロットルのコーティングが剥げたらすぐに交換したほうが
ボディは長持ちしますよ」とは言われました。
メーカー公称の1.5万kmは神経質すぎると思いますが、実際に使用してみるとせいぜい
4万kmかなと思います。スロットルが重くなったり、ニードルの摩耗でセッティングが
出しづらくなってきます。
浮動バルブ、スロットル、ニードル、ニードルジェットの交換で8割は回復しますが、
2万程度と結構なお金になるので、シングルならいっそ買い換えた方がいいですね。
結局のところ、ちょっとの快楽にものすごいお金を掛けることになるので、レースを
しない限りは耐久性が高いCRやTMでもいんじゃないかなと思いつつも、やはりFCRを
買ってしまうのである…
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